目次
1.向こう三軒両隣にしっかりと挨拶をしておくこと!
最近ではあまりご近所のつながりを気にしない人も増えてきましたが、ご近所さんとを知っておくことは、防犯でも近所トラブルを回避するためにも役に立ったりもします。
特に引っ越してきて、地域の新参者となる場合には、向こう三軒両隣にしっかりと挨拶をし、顔を見せておくことは非常に重要なポイントになります。
日本人は顔の見えない人を怖いと感じることがある傾向にあります。
そのため引っ越して来たのに挨拶もしない、仕事で昼間も家にいないのでご近所さんの顔も知らないでは、良からぬ噂が立つ可能性もあります。
特に地域に年輩の方が多いと、挨拶の出来ない人間、として問題児扱いをされることもあります。
また何か近所トラブルが起こった場合には、知らない間に自分一人が悪者になっている可能性も否定することが出来ません。
顔と名前を最初に紹介しておくことは、自分たちが暮らしやすい状況を作ることにもつながるのです。
2.ティッシュペーパーやゴミ袋のような消耗品が喜ばれる
ところで引っ越しの挨拶を向こう三軒両隣にする場合、粗品のような物を持って行くことが日本の風習としてあり、タオルはよく使われます。
しかしタオルは貰っても、好みに合わなかったり、使う用途に悩んだりと実は貰っても困ることもあります。
そんな時にはティッシュペーパーのような消耗品を贈ると、実は喜ばれたりします。
ティッシュペーパーは毎日の生活の中で使用しますし、価格も高いものではないので、向こう三軒両隣に配っても大きな額にはなりません。
しかし毎日使用する物なので、頂いた方からすれば嫌な気持ちにはならないでしょう。
また他にも地域指定のゴミ袋もおすすめです。
昔と異なり、ゴミ袋も地域指定の物をわざわざ購入する時代になりました。
そのため、ゴミ袋の購入を負担に考えている家庭も少なくありません。
そこで負担になるものをプレゼントすれば、最初の印象をよくすることも出来ます。
3.タオルは案外使い道がない
他の消耗品としては洗剤、食品であれば素麺や蕎麦もありますが、洗剤は好みが強いですし、食品を初めて会う人から貰うことに抵抗がある、という人も少なくありませんので、贈る場合には注意が必要です。
かく言う我が家も引っ越しは今までに4回し、最初の時はスタンダードにタオルを配りました。
ちなみに好みがあるかもしれないので、真っ白のタイプを贈りましたが、我が家自体がトイレと洗面所くらいしかタオルを使わず、チョイスを間違えた、という結果に至りました。
2回目と3回目では地域指定のゴミ袋を贈りました。
しかしどのサイズのゴミ袋をプレゼントすれば良いのか正直、悩んでしまいましたし、2回目の時はゴミ袋のサイズが5段階に分かれていたので、真ん中のサイズを選びました。
そこでサイズや好みに悩まないように、4回目はティッシュペーパーを贈ることにしたのです。
ティッシュペーパーは5箱1セットタイプで、スーパーのセールで200円くらいのものでしたが、4回目にして明らかに渡した時の顔が、今までとは異なる感じを受けました。
4.近所付き合いを円滑にするにも引っ越し挨拶はとても大切
そして近所付き合いで問題を起こしたことは一度もありません。
特に4回中2回はアパート隣に大家さんが住んでいたので、もちろん最初の挨拶はかかしませんでしたし、そのためか普段の生活の中で、かなり気にかけて貰えていました。
例えば東日本大震災の時には、我が家にだけ内緒で、と手に入りにくいお肉を貰えましたし、旬の野菜もたくさんもらいました。
友人がアパートに来る時には、一言、お願いすれば空いているスペースに車を駐車させても貰えました。
現在は一戸建てに住み、平穏な生活を送ることが出来ています。
最初をしっかりと抑えておくことで、その後の生活を左右することもありますので、面倒くさいと思わずに、挨拶は行っておきましょう。